Calaris Assess

シミュレーションモデル

01Problem Solving

問題解決

答えのない課題を、どう解くか

定量的な推論や、事業の成長戦略を考えるケーススタディを通じて、受験者の「考える力」を引き出し、可視化します。
十分な検討時間をとったうえで、考えを説明してもらい、AIがその回答に応じて前提や根拠を深掘りしていきます。
用意した答えを問う「準備可能な対話」ではなく、その場で受験者が「自身で考えを組み立てる力」を評価します。

ケーススタディ・地方の路線バス会社の赤字を立て直す:地方都市で30路線を運行する路線バス会社が、5年続けて赤字です。黒字に戻すための打ち手をお考えください。AIに質問して情報を集め、検討の時間のあとに考えを話す。資料にないことは、前提を置いて考える。

  1. AI:ある地方都市で、30路線を運行する路線バス会社のケースです。利用者が減り、ここ5年は赤字が続いています。黒字に戻すための打ち手を、お考えください。
  2. 受験者:利用者は、どのくらい減っているのでしょうか。路線によって差はありますか。
  3. AI:年間の乗客数は、10年前の1,200万人から、昨年は780万人まで減りました。
  4. 受験者:減っているのは、通勤・通学の利用でしょうか、それとも日中の利用でしょうか。路線ごとの収支も見たいです。
  5. AI:通学の利用はほぼ横ばいで、減っているのは日中の、高齢の方の利用です。路線の種類ごとの収支は、こちらです。
  6. AI:では、2分ほど検討の時間をお取りします。資料にないことは、前提を置いてお考えください。
  7. 受験者:赤字の大半は、郊外と山間部の24路線です。乗る人が少ない時間帯や区間にも、大きなバスを走らせていることが原因と考えます。山間部は予約制の乗り合いタクシーに切り替え、浮いた車両と運転手を、市街地の幹線の増便に回す案を考えました。
  8. AI:山間部を乗り合いタクシーに替える、というお考えですね。ただ、住民や自治体からは反対の声も出そうです。どう進めますか?
  9. 受験者:まず1路線で試し、乗る人の数と満足度を測ります。自治体とは、通院や買い物の足を守るという同じ目的で話し、運行費の一部を負担してもらえないか相談します。
  10. AI:市街地の幹線を増便して、本当に乗客は増えるでしょうか。何を確かめますか?
  11. 受験者:増便した時間帯の乗客数を、前の年の同じ月と比べます。待ち時間の長さが理由で車を使っている方がどれだけいるかも、アンケートで確かめたいです。
  12. AI:ありがとうございます。最後に、社長に一言で伝えるとしたら、どうまとめますか?
  13. 受験者:赤字の路線を一律に削るのではなく、地域に合った運び方に切り替え、浮いた力を乗る人の多い路線に集める、とお伝えします。

マーケットサイジング・置き菓子サービスの市場規模:従業員50人ほどのオフィスに置かれた菓子棚ひとつの、年間の売上を推定してください。前提は自分で置き、推定の筋道を説明する。数字の確からしさを、AIが深掘りする。

  1. AI:オフィス向けの置き菓子サービスについてのケースです。従業員50人ほどのオフィスに置かれた菓子棚ひとつで、年間どのくらいの売上になるかを推定してください。
  2. 受験者:お菓子は、その場でお金を払って買う形でしょうか。それと、在宅勤務の日はありますか。
  3. AI:はい、1つ100〜150円ほどのお菓子を、その場で買う形です。在宅勤務は、前提を置いてお考えください。では、2分ほど検討の時間をお取りします。
  4. AI:時間になりました。推定の結果から聞かせていただけますか。年間でどのくらいの売上になりましたか?
  5. 受験者:1拠点あたり年間およそ26万円と置きました。利用者50人、出社率6割、1日に買う人の割合3割、単価120円、営業日を年245日として計算しています。
  6. AI:数字の組み立てがはっきりしていますね。50人のうち「出社している人」だけを母数にしたのは、どんな考えからですか?
  7. 受験者:棚の前を通らない人は買いようがないので、出社している人だけを母数にしました。在宅の日は対象外です。
  8. AI:母数の置き方に理由があるのですね。では、3割という水準は、どこから出てきた数字でしょう。
  9. 受験者:自分の職場の感覚です。午後に小腹が空く人が3人に1人くらい、という体感を置きました。
  10. AI:ご自身の実感を起点にされたのですね。その3割を、毎日買う人と月に一度の人に分けたら、景色は変わりそうですか?
  11. 受験者:変わります。おそらく2割の常連が購入の大半を占めていて、残りはたまにしか買わない層です。
  12. AI:少数の常連が売上を支えている、という見立てですね。そうだとすると、この棚の売上を一番左右する要因は何になりますか?
  13. 受験者:常連がオフィスに来る日数です。出社率が5割に落ちると、常連の購入機会がそのまま減ります。

新規事業立案・文具メーカーの新しい事業を立ち上げる:学生向けのノートや筆記具が主力の文具メーカーが、新しい事業の柱を探しています。3年以内に始められる新規事業を提案してください。AIに質問して情報を集め、検討の時間のあとに考えを話す。資料にないことは、前提を置いて考える。

  1. AI:学生向けのノートや筆記具が主力の、文具メーカーのケースです。子どもの数が減るなか、新しい事業の柱を探しています。3年以内に始められる新規事業を、ご提案ください。
  2. 受験者:いまの事業の状況を知りたいです。学生向けの売上は、どのくらい減っているのでしょうか。
  3. AI:学生向け商品の売上は、2017年の420億円から、昨年は330億円まで減っています。
  4. 受験者:この会社ならではの強みは、何でしょうか。
  5. AI:社内でまとめた強みは、こちらです。では、2分ほど検討の時間をお取りします。
  6. 受験者:書き心地の技術と、若い人に知られたブランドを生かして、社会人向けに「手で書いて考える」道具の事業を提案します。会議や企画づくりで使う少し高めのノートやペンを、オンラインで定期的にお届けする形です。
  7. AI:社会人に広げるのですね。いくつもの選択肢のなかで、なぜその市場を選んだのですか?
  8. 受験者:学生のころに使ってくれた方が、いま社会人になっているからです。ブランドを知っている人に、一つ上の価格で買ってもらえる点が、ほかの案より勝っていると考えました。
  9. AI:社会人は、パソコンやスマートフォンで書く人が多そうです。それでも、手で書く道具は売れるでしょうか?
  10. 受験者:だからこそ、考えをまとめる場面に絞ります。まず社会人50人ほどに試してもらい、使い続けてくれる人の割合を確かめてから広げたいです。
  11. AI:最後に、経営会議に一言で伝えるとしたら、どうまとめますか?
  12. 受験者:学生時代からのファンに、社会人の「考える道具」を届ける事業です。小さく試して、使い続けてもらえることを確かめてから広げる、とお伝えします。

投資判断・老舗旅館への出資を判断する:温泉地にある創業90年の老舗旅館(客室40室)への出資を検討しています。出資するべきか、判断の筋道をお聞かせください。AIに質問して情報を集め、客室の稼働率と客層の資料をもとに考える。資料にないことは、前提を置いて考える。

  1. AI:温泉地にある、創業90年の老舗旅館への出資を検討しているケースです。客室は40室で、ここ数年、売上が伸び悩んでいます。出資するべきかどうか、判断の筋道をお聞かせください。
  2. 受験者:まず、売上が伸び悩んでいる理由を知りたいです。客室の稼働率と、1泊あたりの単価の推移はわかりますか。
  3. AI:稼働率は、コロナ前の2019年の72%から、昨年は58%まで下がっています。単価は、ほぼ変わっていません。
  4. 受験者:下がっているのは、どんなお客さまでしょうか。客層ごとの数字はありますか。
  5. AI:客層ごとの宿泊者の割合は、こちらです。では、2分ほど検討の時間をお取りします。
  6. 受験者:稼働率が下がったのは、団体旅行が戻っていないことが大きいと考えます。一方で、海外からのお客さまの割合は2倍以上に増えています。大広間を個室の食事処に改め、海外の個人のお客さま向けの売り方に切り替えられるなら、出資する価値があると考えます。
  7. AI:改装が前提ということですね。出資を決める前に、何を確かめておきたいですか?
  8. 受験者:改装にいくらかかり、何年で回収できるかです。それと、経営陣に売り方を変える意思と人がいるかを、面談で確かめたいです。
  9. AI:海外からのお客さまが、また減ったらどうしますか?
  10. 受験者:個室の食事処は、地元の法事や会食にも使えます。海外のお客さまだけに頼らない使い道があるかも、出資の条件として見ておきます。
  11. AI:最後に、投資委員会に一言で伝えるとしたら、どうまとめますか?
  12. 受験者:団体客に頼った売り方から切り替えることを条件に、出資する価値はあります。ただし、改装の回収の見込みと経営陣の意思を確かめてから、とお伝えします。

What is Caliber?

問題を処理する力から、問題を立てる・見極める力へ

答えのある問題を速く、正確に解くことは、AIも得意になりました。
これからの人材に一層求められるのは、問題そのものを見極める、再定義する力と、
それを支えるための基盤となる基礎思考力であると我々は考えています。

高度な問題解決力

問題を立て、見極める

論点設定力批判的思考力戦略的思考力創造的思考力

基礎的な問題解決力

問題を、筋道立てて解く

構造化思考力論理思考力仮説思考力定量/計算力論点集中力

定型的な問題処理力

答えのある問題を、速く正確に解く

知識記憶パターン認識処理の速さ

定型的な問題処理力は、これまで適性検査などで確かめられてきた力です。問題解決シミュレーションは、その上に積み上がる2段、9つの観点を、対話の中で見極めます。

こんな職種・選考で

コンサルティングファームではケース面接に代わる見極めの材料として、事業会社では企画職や新卒総合職の選考で、考える力を見る場面に使えます。合否は貴社が判断します。

主な対象

  • コンサルティング
  • 経営戦略・企画
  • 事業戦略・企画
  • 投資・金融
  • 新卒総合職
  • 幹部候補

ほかのシミュレーションモデル

  1. 02Client Engagement

    顧客提案・関係構築

    顧客を理解し、どう動かすか

    ある企業や事業における、顧客との関わり合いの場面を題材とした対話によって、候補者の人を理解する力、共感する力、働きかける力を総合的に評価します。課題を聞き出して提案をまとめるプロセスを再現します。

    主な対象

    • 法人営業
    • コンサルティング営業
    • アドバイザリー
    • カスタマーサクセス
    • 新卒総合職
    詳しく見る →
  2. 03Customer Interaction

    顧客対応・接客

    顧客に向き合い、どう応えるか

    お客さまを応対する場面を題材としたシミュレーションによって、候補者のホスピタリティと対応力を評価します。状況を汲み取り、お客さまの気持ちに寄り添いながら、素早く判断して応える場面を再現します。

    主な対象

    • 小売・サービス
    • ホテル・航空
    • 店舗運営
    • カスタマーサポート
    • 新卒総合職(顧客接点型)
    詳しく見る →
  3. 04People Management

    人・組織マネジメント

    人を理解し、どう成長を促すか

    部下に対するマネジメントや、育成の場面を題材とした対話によって、候補者の相手を理解する力と、課題に気づかせ、行動の変化を促す力を評価します。部下の問題意識を起点に働きかける場面を再現します。

    主な対象

    • 管理職
    • 次世代リーダー
    • 幹部候補
    • マネージャー登用
    • 新卒総合職
    詳しく見る →

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