Calaris Assess

シミュレーションモデル

02Client Engagement

顧客提案・関係構築

顧客を理解し、どう動かすか

AIがある場面におけるお客様との対話を題材にシミュレーションを行い、受験者は、その考えを理解し、行動いただけるよう
働きかけます。AIは、その働きかけに応じて反応を変えます。法人営業における各種場面を示し、どう臨むかを可視化します。

説得の対話・手で掃除したい人に、ロボット掃除機をすすめる:掃除は自分の手でしたいと考えている相手に、ロボット掃除機を試してみたいと思ってもらってください。あなたは、ロボット掃除機を使っている立場です。相手は、自分で掃除するいまのやり方に満足しています。

  1. AI:ここからは、一人の生活者としての私の立場でお話しします。私は、掃除は自分の手でする派です。
  2. 受験者:自分の手で掃除するとき、いちばん大事にしているのはどんなところですか。
  3. AI:隅々まで、自分の目で確かめながらきれいにできるところですね。終わったあとの、すっきりした気分も好きです。
  4. 受験者:ロボット掃除機なら、毎日自動で床をきれいにしてくれますよ。
  5. AI:機械に任せると、隅のほこりが残っていても気づけない気がします。それに、部屋の中を勝手に動き回られるのは落ち着きません。
  6. 受験者:そうですよね。自分の目で確かめられる安心が大事なんですね。ふだん、掃除にはどのくらい時間をかけていますか。
  7. AI:そうですね……。平日は帰りが遅いので、週末にまとめて2時間ほどです。正直、週末の半日がそれでつぶれるのは、少しもったいないと思っています。
  8. 受験者:週末の時間が惜しいのですね。平日の床のほこり取りだけをロボットに任せて、週末は隅や仕上げをご自分の手でする、という分け方はいかがでしょう。仕上げを確かめる楽しみは、そのまま残せます。
  9. AI:でも、床に物を置いたままにできなくなりそうで、面倒です。
  10. 受験者:最初は、リビングの一部屋だけで試すのでも十分です。動かす日も、決まった曜日だけにできます。
  11. AI:一部屋だけなら……。週末の時間が少しでも空くなら、一度試してみてもいいかもしれません。
  12. 受験者:ありがとうございます。まずは、リビングで1週間だけ試してみるのはいかがでしょうか。
  13. AI:ここで、少し振り返りをさせてください。相手の気持ちが動いたと感じたのは、どの場面でしたか。
  14. 受験者:週末の時間が惜しいと伺ったときです。自分で掃除するよさを否定せずに、平日の分だけを補う提案にしてから、反応が変わったと感じました。
  15. AI:最初にロボット掃除機のよさを話したときは、どう受け止められていたと思いますか。
  16. 受験者:相手が何を大事にしているかを十分に聞く前に、機械のよさを話してしまいました。先に、自分の手で掃除する理由をもっと聞くべきでした。

社内の協力を得る・お客さまの要望と、開発部の事情:あなたは、業務用ソフトの営業担当(入社2年目)です。担当のお客さまから、帳票の形式を変えてほしいという要望を受けました。対応するには、開発部の協力が要ります。開発部は、来月の新製品の発表に向けて手一杯。お客さまは、3か月後の決算までに変えてほしいと話している。

  1. AI:お客さまの要望に応えるため、開発部の協力を得たい場面です。開発部については、こちらのメモのとおりです。どう臨みますか?
  2. 受験者:開発部に相談する前に、お客さまに、なぜ帳票の形式を変えたいのかと、変わらなかったときに何が困るのかを伺っておきます。
  3. AI:開発部より先に、お客さまに確かめるのは、なぜですか?
  4. 受験者:開発部は忙しいので、相談するなら、何がどれだけ必要なのかをはっきりさせてからにしたいからです。もしかすると、設定を変えるだけで済むかもしれません。
  5. AI:お客さまに伺うと、決算のとき、帳票を手で作り直すのに毎回2日かかっているとのことでした。開発部のリーダーには、どう相談しますか?
  6. 受験者:お客さまが毎回2日かけて作り直していることと、決算までの期限をそのまま伝えます。そのうえで、新製品の発表が終わってからで間に合うかを、一緒に考えてほしいとお願いします。
  7. AI:リーダーからは「同じ要望をほかのお客さまからも聞いているなら考える」と言われました。どうしますか?
  8. 受験者:社内で、同じような要望を受けている営業がいないかを調べます。ほかのお客さまにも役立つ変更なら、開発部にとっても取り組む意味があると思うからです。
  9. AI:その間、お客さまには何と伝えますか?
  10. 受験者:社内で対応を相談していることと、いつまでにお返事するかだけをお伝えします。できるかどうか分からないうちは、約束はしません。
  11. AI:最後に、この場面で、いちばん大事にしたことは何ですか?
  12. 受験者:お客さまの困りごとを、開発部が判断できる形で伝えることです。どちらかの言い分を通すのではなく、両方が納得できる道を探しました。

利用データからの提案・利用が伸び悩むお客さまへの提案:あなたは、勤怠管理のクラウドサービスのカスタマーサクセス担当です。導入から1年たったお客さまの利用状況をもとに、次の一手を提案してください。お客さまは、従業員約1,200人の食品メーカー。契約の更新は半年後。

  1. AI:導入から1年たったお客さまの、利用状況の資料です。利用率は、導入3か月の82%から、64%まで下がっています。このデータを、どう読みますか?
  2. 受験者:全体の数字だけでは、どこで使われなくなっているのかが分かりません。拠点や職種ごとの利用率はありますか。
  3. AI:拠点ごとの利用率は、こちらです。
  4. 受験者:社員の半分以上がいる工場の利用率が48%で、全体を押し下げています。工場では、アプリより紙やタイムカードのほうが使いやすい事情があるのかもしれません。
  5. AI:その見立てを、どう確かめますか?
  6. 受験者:工場の勤怠の担当の方に、打刻の流れを実際に見せていただきます。紙に戻っている理由が、手袋で操作しにくいのか、休憩所に端末がないのかで、打つ手が変わるからです。
  7. AI:お客さまの人事部長からは「使われていないなら、更新のときに人数を減らしたい」と言われています。どう応えますか?
  8. 受験者:使われていない事実は認めたうえで、減らす前に、工場で使える形にできるかを一緒に試させてほしいとお伝えします。工場で使われるようになれば、紙の集計の手間も減らせます。
  9. AI:人数を減らす話を、すぐに受け入れないのは、なぜですか?
  10. 受験者:減らしてしまうと、工場の勤怠は紙のまま残り、お客さまの困りごとは解決しないからです。ただ、試して変わらなければ、減らす提案を私からします。
  11. AI:最後に、人事部長に何を約束しますか?
  12. 受験者:1つの工場で1か月、打刻用の端末を置いて試すことと、その結果を利用率と集計にかかる時間で報告することです。

立場の違う相手への提案・意見の分かれる工場への提案:あなたは、生産設備の稼働を見える化するサービスの法人営業です。取引先の工場に導入を提案していますが、工場の中で意見が分かれています。それぞれの立場は、資料のとおり。導入を決めるのは工場長で、来月の会議で判断する。

  1. AI:取引先の工場の中で、導入への意見が分かれている場面です。それぞれの立場は、こちらです。来月の会議に向けて、どう臨みますか?
  2. 受験者:まず、品質管理課長に直接お会いして、手順が増えることへの心配を具体的に伺います。慎重な理由が分からないまま会議に臨むのは避けたいです。
  3. AI:前向きな製造部長ではなく、慎重な課長から会うのは、なぜですか?
  4. 受験者:工場長は、両方の意見を聞いて判断されると思うからです。課長の心配に答えられないままでは、製造部長の後押しだけでは決まりにくいと考えました。
  5. AI:課長は「新しい画面の確認が、毎朝の点検に加わるのが負担だ」とおっしゃいました。どう応えますか?
  6. 受験者:毎朝の点検で、今どんな記録をつけているかを見せていただきます。今の記録の一部をこのサービスに置き換えられれば、手順はむしろ減らせるかもしれません。
  7. AI:製造部長からは「課長は気にしすぎだから、工場長に直接話してほしい」と言われました。どうしますか?
  8. 受験者:部長の思いは受け止めますが、課長を飛ばして話を進めることはしません。課長の心配への答えを部長とも共有したうえで、会議に臨みます。
  9. AI:課長を飛ばさないのは、なぜですか?
  10. 受験者:導入したあとに毎日使うのは、課長のチームだからです。納得されないまま導入しても、使われなくなってしまいます。
  11. AI:最後に、工場長の会議には、何を持っていきますか?
  12. 受験者:設備が止まる時間がどれだけ減るかという部長の視点と、点検の手順がどう変わるかという課長の視点を、1枚にまとめた資料です。

What is Caliber?

説明する力から、相手を理解し動かす力へ

商品やサービスを正確に、分かりやすく説明することは、AIも得意になりました。
これからの人材に一層求められるのは、相手を理解・共感し、考えや行動に働きかけていく力と、
それを支えるための基盤となる対話の基礎力であると我々は考えています。

高度な顧客提案力

相手を理解し、考えを動かす

対人折衝・交渉力プレゼンスチーム連携・協働力論点設定力

基礎的な顧客提案力

相手の話を聞き、筋道立てて伝える

傾聴力信頼構築・共感力コミュニケーション力論理思考力

定型的な説明力

商品の情報を、正確に分かりやすく伝える

商品の知識正確な説明決まった手順資料の作成

定型的な説明力は、これまで商品研修や知識の確認などで確かめられてきた力です。顧客提案・関係構築シミュレーションは、その上に積み上がる2段、8つの観点を、対話の中で見極めます。

こんな職種・選考で

法人営業やコンサルティング営業、カスタマーサクセスなど、顧客に働きかける職種の選考で、相手を理解し動かす力を見る場面に使えます。

主な対象

  • 法人営業
  • コンサルティング営業
  • アドバイザリー
  • カスタマーサクセス
  • 新卒総合職

ほかのシミュレーションモデル

  1. 01Problem Solving

    問題解決

    答えのない課題を、どう解くか

    ある企業や事業の成長戦略を題材とした対話によって、候補者の考える力を中心に評価します。論理思考や仮説思考など、AI活用が当たり前となるこれからの時代においても、基礎となる力を見出します。

    主な対象

    • コンサルティング
    • 経営戦略・企画
    • 事業戦略・企画
    • 投資・金融
    • 新卒総合職
    • 幹部候補
    詳しく見る →
  2. 03Customer Interaction

    顧客対応・接客

    顧客に向き合い、どう応えるか

    お客さまを応対する場面を題材としたシミュレーションによって、候補者のホスピタリティと対応力を評価します。状況を汲み取り、お客さまの気持ちに寄り添いながら、素早く判断して応える場面を再現します。

    主な対象

    • 小売・サービス
    • ホテル・航空
    • 店舗運営
    • カスタマーサポート
    • 新卒総合職(顧客接点型)
    詳しく見る →
  3. 04People Management

    人・組織マネジメント

    人を理解し、どう成長を促すか

    部下に対するマネジメントや、育成の場面を題材とした対話によって、候補者の相手を理解する力と、課題に気づかせ、行動の変化を促す力を評価します。部下の問題意識を起点に働きかける場面を再現します。

    主な対象

    • 管理職
    • 次世代リーダー
    • 幹部候補
    • マネージャー登用
    • 新卒総合職
    詳しく見る →

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